本物のシクリを“体感”しよう

その土地を五感で楽しむ旅。それが叶う「シクリ」をあなたも訪れてみませんか。

地元の人々の生活が垣間見える路地を探検してみる。シチリア特有の方言である「シチリアーノ」に耳をすませてみる。どこからか漂ってくるおいしそうな香りにいざなわれてみる。どこか懐かしい色味のセラミックに触れてその歴史に想いを馳せてみる。何から食べるか迷ってしまうほどたくさんある魅力的なシチリア料理に舌鼓を打つ…。

私たちは、あなたを単なる「お客さん」ではなく、私たちの美しい街に立つ「キャスト」の一員としてお迎えします。思い出すたびにワクワクするような旅の思い出を作ってほしい。そうした想いで従来のホテルとは異なる、「シクリアルベルゴディフーゾ」を運営しています。

Cavalcata di San Giuseppe – カヴァルカータ・ディ・サン・ジュゼッペ

サンジュゼッペのカヴァルカータ」は、聖家族にまつわるストーリーに基づいて始まったお祭りで、毎年3月19日周辺の週末に行われます。

一番の見どころは、美しい花のコートをまとった馬たちのパレードです。そして、どのチームの馬のコートが最も美しいかを競い合うのです。コートはヴィオラチョッカという色とりどりの花で飾られます。毎年さまざまなグループが、丁寧にデザインと製作を半年ほどかけて行うコートは見逃せません。

美しく飾った馬にまたがる騎士役は、黒いベルベットのズボンとベスト、白いシャツ、赤いハンカチ、伝統的な帽子とブーツ、という伝統的な農民の衣装を身に着けます。

人々は街中の通りにあふれ、小さなボンファイヤーの周りには人々の笑顔が集います。土曜日の日が落ちる頃に始まり、日曜日のディナーと共に終わる。このお祭りは、春の訪れと冬からの目覚めを人々に感じさせる象徴となっているのです。

Festa delle Milizie – フェスタ・デッレ・ミリツィエ

ミリッツィエ祭り」は5月の最終土曜日に、伝統的な演劇を行うお祭りです。これは、かつてアラブ人がシクリに攻め込んできた歴史をもとに作られています。

当時(1091)のシクリは、ノルマン人クリスチャンの支配下にありました。彼らが、このアラブ人の侵攻に困り果て、聖母マリアに助けを乞うと、彼女は青いマントと頭には王冠をかぶり、白い馬に乗って現れます。キリスト教徒を助け、アラブ人を追い払うために剣をも手にしています。

日が落ちる時分に行う、非常に情景が美しいお祭りです。馬に乗った勇敢なマドンナが姿を現すシーンと天使が歌う讃美歌は誰もが見入ってしまいます。

この歴史にインスパイアされてできた、シクリを代表するお菓子があります。Teste di Turcoテステ・ディ・トゥルコ)という、リコッタチーズを使ったお菓子です。見た目はシュークリームのようなこのお菓子は、戦いに敗れたトルコ人のターバンをモチーフにしており、街のどのお菓子屋さんを覗いても見つけることができます。お店によって食べ比べをしてみるのも面白いかも。

Pasqua -パスクァ

パスクァ」とはイタリア語でイースターという意味です。

イースターの時期に開催される、このお祭りのためにシクリに帰ってきた若者たちがサンタ・マリア・ラ・ノヴァ教会に集います。復活したキリストを模した像を教会から担ぎ出すのです。

このお祭りの盛り上がりは一目瞭然。像の担ぎ手たちはまるで性格が変わってしまったかのようになるからです。どんちゃん騒ぎはイースターのお昼時に始まり、町の通りを練り歩きます。ブラスバンドの音楽隊を引き連れた担ぎ手たちは、声を一つにして「Gioia(ジョイア)!」と叫び続けます。

Gioia」とは、人生の勝利、共同体として一緒にいることの喜び、人間の生活に密接にかかわる太陽の光に対する喜びを意味します。

深夜3時頃フィナーレが近づくと、「Gioia」の象徴であるキリストの像を納めなければならないことを惜しがる人で、教会前はごった返します。それぐらい人々が熱狂的になってしまう、シクリの「パスクァ」。この場に居合わせたら、あなたもきっと地元の人々と一緒に叫んでしまうことでしょう。GIO GIO GIOIA !!!!

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